台湾は南北に細長く、標高0mから3,000m超までが日帰り圏内にあります。同じ日に亜熱帯の低地と、冷え込む高山を歩くことがあります。 装備を考えるうえで、ここが日本国内の探鳥と最も違う点です。
高温多湿です。夏は日射しが強く、汗をかきます。通気性のよい長袖で、日焼けと虫を同時に防ぐのが現実的です。
標高2,000mを超えると、夏でも朝晩は冷えます。
朝の気温は、夏で15〜20℃前後、冬は氷点下になることもあります。低地が30℃近い日でも、山に上がれば上着が必要です。薄手のダウンやフリースを1枚、荷物に入れておいてください。
雨具は必ず持ってきてください。台湾は雨が多く、山は天候が変わりやすい環境です。
ツアーでの機材の貸し出しは行っていません。 双眼鏡は必ずお持ちください。
台湾の探鳥は森林内が多く、薄暗い環境での観察が増えます。明るさに余裕のある機種が扱いやすくなります。
これから購入される方は、ご相談いただければ用途とご予算に合わせてお答えします。
倍率8倍、口径32mmをお勧めしています。
倍率が高いほど良いと思われがちですが、10倍を超えると手ブレが目立ち、視野も狭くなります。8倍は鳥を視野に入れやすく、長く見ていても疲れません。
口径32mmは、42mmに比べて軽く仕上がります。明るさでは42mmが有利ですが、首から下げて歩く時間が長いほど、重さは効いてきます。
お勧めしているスペックと同じ 8×32 を自分でも選んでいます。
選んだ理由は3つあります。視野が広く鳥を見つけやすいこと、見えの質が高いこと、そして長く使えて保証も安心できることです。
双眼鏡は一度買えば長く使う道具です。初めての方にも、その視点で選ぶことをお勧めしています。
これに加えて、Vixen ATERA II H14×42WP という防振双眼鏡を持ち歩いています。防振双眼鏡は、14倍でも手ブレが止まります。遠くの猛禽が舞う場面や、干潟でシギ・チドリの群れから1羽だけ違う個体を拾う場面では、三脚を立てるより速く、確実です。ご案内中にお貸しすることはできませんが、「あの遠くの点が何なのか」をその場でお答えできるのは、この機材があるからです。
ガイドがスコープを持参します。 ご自身で用意する必要はありません。
湿地や沿岸でシギ・チドリ類を見るときなど、遠くの個体をじっくり観察したい場面でお使いいただけます。
ご自分でも購入を検討されている方は、実際に覗いて試していただけます。選び方についてもご相談ください。
必要な焦点距離は、行き先によって大きく変わります。
湿地や沿岸でシギ・チドリ類を狙うなら、距離があるため長い焦点距離が要ります。一方、森林の小鳥は近くに出ることもありますが、暗いためレンズの明るさが効きます。
ご希望の行き先が決まれば、お持ちの機材で足りるかお答えします。足りない場合の代替案(スコープでの観察に切り替えるなど)もご提案できます。
ヒルは場所と季節によって出ます。 行程が決まった段階で、必要であれば対策をお知らせします。
双眼鏡やカメラは、日本で購入してから来られることをお勧めします。
台湾でも購入できないわけではありませんが、品揃えと価格の面で、日本で選んで持ってくる方が有利です。
購入を迷われている場合は、お申し込み前でもご相談ください。
機材については note に詳しいレビューがあります。