台北は市街地からの移動が短く、滞在の合間に半日〜1日で探鳥できます。湿地・低山・河川敷が近くにあり、短い時間でも顔ぶれが変わるのが特徴です。
台北で最初に目につくのは、たいていシロガシラです。白い後頭部の小鳥で、公園でも街路樹でもよく鳴いています。日本では八重山諸島にしかいない鳥が、ここでは最もありふれた鳥です。
そして——その後に続く鳥も、ほとんどが日本にいません。
| 和名 | 台北近郊で | 日本での記録 |
|---|---|---|
| ミナミメジロ | どこにでもいる | 2件 |
| シロガシラクロヒヨドリ | どこにでもいる | ほぼ無し |
| カノコバト | どこにでもいる | 2件 |
| タイワンオナガ | よく見る | ほぼ無し |
| タイワンゴシキドリ 🔸 | よく見る | ほぼ無し |
| アジアマミハウチワドリ | よく見る | 1件 |
| タイワンヒメマルハシ 🔸 | よく見る | 1件 |
| アオハウチワドリ | よく見る | ほぼ無し |
| ヤマムスメ 🔸 | 公園や緑地で | ほぼ無し |
| クロエリヒタキ | 林で | ほぼ無し |
🔸=台湾固有種
日本では一度も見たことがない鳥ばかりが、街の普通種として並びます。 遠くの山へ行かなくても、空港から市内へ向かう道すがら、もう別の鳥相の中にいます。
なかでもヤマムスメは台湾を代表する固有種です。全長63〜68センチ、うち尾が40センチ近く。日本のオナガのほぼ倍の大きさが、街の公園を数羽の群れで渡っていきます。
初めてご覧になった方が最初に口にするのは、たいてい「思ったよりでかいねぇ」です。
台湾の固有種32種のうち、25種が台北近郊で記録されています。ただし多くは一度きりの記録で、継続的に会えるのは13種です。
市街地に近い場所で会いやすいのは、ヤマムスメ・タイワンゴシキドリ・ルリチョウ。一方、ミヤマテッケイやカンムリチメドリは台湾全体では普通の鳥ですが、台北近郊では山寄りの限られた場所にしかいません。近郊の低山まで足を伸ばす必要があります。
→ 固有種の全体像は 台湾の固有種(特有種)全種リスト
朝いちばんにご案内するのは、たいてい公園です。
双眼鏡を覗いていると、視界の端にビルが入ります。
街のなかで鳥を見ている——台北の探鳥は、そういう場所で行います。
冬の朝は少しひんやりします。台湾は暑いというイメージがあるかもしれませんが、上着があったほうがいい程度には冷えます。
半日だけでも成立します。 「午前中だけ」というご相談も承っています。ただ、1日あればより多くの環境を回れます。
台北近郊は湿地と河川敷を含むので、季節による入れ替わりが大きい場所です。
| 時期 | 加わるもの |
|---|---|
| 11月〜2月 | 冬鳥196種が台湾に入る。水辺のカモ・シギチドリ・ツグミ類 |
| 3月〜5月 | 旅鳥145種が通過。猛禽の渡りもこの時期 |
| 6月〜9月 | 夏鳥22種。種数は落ちるが、固有種と留鳥は通年いる |
固有種が目当てなら、時期を選ぶ必要はありません。 台湾の固有種はすべて留鳥で、通年ここにいます。上の表に並ぶ「街の普通種」も、ほとんどが留鳥です。
→ 月ごとの詳細は 月別 台湾探鳥カレンダー
台北市内の宿泊先からお迎えに上がります。 移動時間が短いため、その分を観察に充てられるのが利点です。
台北滞在の合間に1日だけ組み込む、という使い方ができます。
| コース | 2名参加時の料金(お一人あたり) | 内容 |
|---|---|---|
| 台北 1日 | NT$14,800 | 宿泊先までお迎えに上がります |
※ 上記は2名でご参加の場合のお一人あたりの料金です。3名以上は1人あたりの料金が下がります。
※ 宿泊をともなうコース(大雪山・金門島)は平日料金が基準です。土日祝・連休・繁忙期・特別日は別途お見積りとなります。
※ 表示料金の適用期限は2027年12月31日です。
台北滞在の合間に1日組み込む形でご利用いただけます。移動時間が短いため、観察に充てられる時間を長く取れます。